2007年05月31日

旅行会社の新しい顧客獲得戦略、JTB中部のSNSサービス

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JTB中部は5月30日、旅をテーマにしたソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「マタタビ」をオープンした。


ユーザーは「タビバコ」というフォルダの中に、旅行写真や旅日記などを掲載する。それぞれのタビバコや写真、日記などにはタグを付けることができ、タグを介してユーザーの旅の思い出がつながるという仕組みだ。 SNSではユーザーが興味のあるトピックごとにコミュニティを作ることが多いが、マタタビではあえてコミュニティ機能を搭載していない。(一部CNETJAPANニュースより引用)

コミュニティを作らない背景には、限られた地域、ネタに集まるのを裂け、広がりを作りたいという旅行会社の狙いがあるであろう。
たとえばテーマにあった旅行商品を押し付けても、利用者にとっては押し付けであったり、魅力に乏しい場合がある。ならば既成のパッケージよりも、オーダーメイド型の個人旅行型ビジネスで伸ばして方が将来的には大きくなる可能性がある。

これまで旅のSNSサービスはいくつかあったが、大手旅行会社運営のものは初めてではないか。
JTBは分社化したが、各地で独自な動きが目立つ。昨年、JTB北海道では、 子会社が「BEST FROM HOKKAIDO」を開設した。クチコミ型も観光ポータルサイトであるが、どこにも「JTB」という文字が出てこない。広告も旅行商品ではなく、旅に関連する企業のバナーが中心である。

「マタタビ」でもバナー広告や連動型広告で収益を考えているようだが、他の旅行会社の広告掲載もあるという。即、旅行商品の売上げには繋がらず、文化事業的要素もあるビジネスであるが、JTBだからこそできるサービスであるともいえる。

あとは、どこまでサイトを認知させ、参加者を増やすことができるかである。既存のSNSに参加している人を別のSNSサービスへ誘導するのは難しいとされる。
「マタタビ」では、外部サービスとの連携強化を考えているようだが、顧客囲い込みに役立つであろうか。

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2007年05月30日

高速バ車内誌に携帯コードを使ったエンタメサービスが登場

日本旅行は、高速バス向けに携帯電話カメラで撮影すると情報が読み取れる2次元コードを掲載した車内情報誌を発行することになった。

雑誌名は「バスモバ」といい、高速バス利用者は車内で、読書サイトやゲームサイト楽しむことができ、JR西日本バスから配布を開始し、拡大してゆく予定だ。

高速バス(路線)は、最近、社会問題にもなっているツアーバスに押され気味で、業績が悪化している。運賃競争では太刀打ちできず、付加価値を出す意味で、「バスモバ」を始めたと思われる。
携帯電話カメラを使ったサービスでわかる通り、ターゲットは若年層(30代以下)である。

日本旅行は、旅行会社の中でもっとも高速バス予約に力を入れている会社であるが、果たしてツアーバスから利用者を奪還することはできるであろうか。
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2007年05月28日

高級路線に参入が相次ぐ宿泊予約サイトの世界

数多くある宿泊予約サイトであるが、このところ脚光を浴びているのが高級ホテル予約サイトである。開設時から高級路線でいった「一休.com」は、業績が好調であるため、富裕層や団塊層をターゲットに、各宿泊予約サイトが、高級ホテル市場に盛んに参入している。

最近では、「Yahoo!トラベル」が、一休.comと業務提携し、「一休.com」の宿泊プラン2万件をヤフートラベルで販売することになった。今後は一休がヤフー向けに独自の商品を開発する予定だ。
ヤフートラベルは、当初、JTBと提携し、「たびゲーター」としてスタート、その後、リクルートの「じゃらん」とも提携した。

ヤフートラベルの場合、当初、JTBからの商品供給であり、どちらといえばビジネスユース客を狙っていたようだが、自前ではないのでインパクトに欠けた。鳴り物入りでスタートしたサイトだが、楽天トラベルやじゃらんの後塵を拝してきた。これで、ヤフーは、JTB、じゃらん、一休とタイプの異なる3つの供給源を揃えたことで、巻き返しを図れるであろうか。

また、価格.comが運営する高級宿泊施設の直前予約サイト「yoyaQ.com」では、早期予約で宿泊料金がさらに安くなる新サイト「yoyaQ.com EARLY」を開設した。「予約期間は最大3カ月前から宿泊日7日前まで」「通常より高いキャンセル料の設定」「事前カード決済」という条件を了解する利用者に対して、通常予約より割安の宿泊プランを提供する。

こちらは、事前カード決済と通常より高いキャンセル料を取ることで価格.com側が、マージンを引き上げている。「yoyaQ.com」は、後発ということで知名度がいまひとつ、サイト構造もわかりにくかったが、今後どうなるか。

高級ホテルの予約市場は、利幅があり、宿泊予約サイト運営者からみると魅力的である。宿泊予約サイトの市場は、参入者が多すぎ飽和状態で淘汰が進んでいる。
差別化に苦しむサイバー予約に於いて、当分は各社、高級ホテルへの参入が続くであろう。
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2007年05月26日

スキー人口の底上げへ向け北海道運輸局がスキー場の「診断」を行なう

北海道運輸局が、スノー人口の底上げをはかるため、道内スキー場の無料経営診断を行い、集客増に向けたコンサルティングを行なうことになった。
このプロジェクトは、運輸局や旅行会社、北海道スキー連盟などでつくる「地域のスキー場の活性化に関する検討委員会」の事業のひとつである。

道内のスキー場は、1994年度の142ヶ所から2006年は111ヶ所に減っている。道内スキー場の特長は、本州からのスキーツアーが来るような大型ゲレンデは、10ヵ所を越える程度で、残りの多くは、公営か地元業者が運営している比較的規模が小さいスキー場である。

地元系のスキー場は、住民リクリエーションの観点から造られているので、ゲレンデ構成、索道、雪質、営業期間と営業時間、客層、食堂やレンタルなどの設備、周辺環境、隣接するスキー場との差別化などあまり考えてつくられていない。

特に公共のスキー場などは、客が少ない時でもフルにリフトを稼動したり、無人のナイター営業など無駄も多い。リフト運行とナイター照明の電気代だけでも相当な金額になる。

これまでスノービジネスには、マーケティング的発想がなかった。公共のスキー場であれば、売上げを心配することないし、民間でも数ヶ月の殿様商売、すべて高めの料金設定で、稼げるうちに稼いでおこうというドンブリ勘定(北海道観光全体にもいえることだが)であった。
しかし、スノービジネスの衰退や財政の悪化でそれが通用しなくなったのだ。
これまでのスノービジネスは、すべて横並び式の印象がある。「違い」を出すことで活性化できそうなスキー場は、データを読むといくらでもあるのであるが、これまで動きが乏しかった。

専門のコンサルティングに診断をしたもらうのも結構であるが、自分たちで何ができるのか、一度、原点に立ち返りゲレンデをみてほしいと思う。

再生可能なスノーリゾートはまだあるはずだ。
posted by okusankankou at 21:53| Comment(0) | スノーリゾート

2007年05月24日

「大人の休日倶楽部」がウケている

JR東日本が盛んに宣伝している商品として「大人の休日倶楽部」がある。50才以上を対象にしたカードで、運賃の割引など特典がいくつかある。

5/14〜5/24までは、1日6千円で、JR東日本管内+函館までが乗り放題のキップが発売されている。閑散期だからこそできる企画であるが、東京-函館間は、片道約3分の一の金額なので、かなりオトクである。

実は、18日(金)、管理人がよく行く鎌倉小町の小料理屋Aの客二人がこのキップを使い、それぞれ旅に出たのだ。
ひとりは、もっとも遠い函館へ何と日帰り、もうひとりは、長野新幹線を使い、小布施まで行った。函館まで行ったN氏は、午後1時過ぎに函館へ到着し、1時間40分の滞在時間の間に管理人が推薦した大門の寿司屋へ行き、さらにお土産まで買って、午後11時過ぎに馴染みのAへ戻ってきた。また、長野へ行ったS女史はもう少し早い帰還であったが、共に疲れた表情も見せず満足げであった。

金曜の夜ということで店内は、盛り上がっていたが、「おとなの休日倶楽部」を知らない50才以上のシニア客は、「そんないいキップあるの」ということで話題になった。そうでなくても、函館日帰りを公言していたN氏は、連日「おとなの・・・」を宣伝していたので、JR東日本としては、小百合さんやアフェリエート・ブロガー(サクラ)が居なくても、無料のPRマンがいたので、有難いことだ。

このキップ、6月には、福井まで行ける3日間1万2千円が登場する。これから、新しい層の鉄オタや鉄子が登場しそうである。JR東日本のシニア戦略、あたっているとみる。

なお、管理人はN氏から土産として函館駅のホタテ貝柱と鰊弁当、S女史からは、長野電鉄の小田急ロマンスカー「ゆけむり号」チョロQをいただいた。
posted by okusankankou at 00:00| Comment(0) | 公共交通(鉄道)

2007年05月13日

プロフィール プロフィール

東京都豊島区生まれの鎌倉市育ち。40才を契機に、2001年独立。マーケティング会社・エスイーテー(SET)を設立。
現在は、公共交通・宿・地域づくり・ナビなど「観光」をテーマにしたIT関連の新規事業構築などに携わっています。このほか、PRやプロモーションなどのマーコム分野、また、編集や著作などのライターもやっています。
もともと大の旅好きで、北海道へは個人旅行で100回以上行っています。このあたりについては、姉妹サイト「北海道観光研究所 北杜の窓」の
プロフィール項を読んで下さい。

■好きな旅のテーマ 
温泉・特にプチ湯治、古い木造旅館、忘れられたような鄙び系温泉・シティホテル泊まり歩き、寝台車乗車、長距離フェリー・ローカル路線バス、定期観光バス・観光索道・スキー場めぐり・駅前食堂・商店街歩き・地方スーパー探索・さりげない古い町並み(特に西日本)、奈良平安期の遺構・酒蔵&酒屋めぐり・港町・灯台めぐり・夕陽・炭鉱などの産業遺産・廃線跡・ダム湖と水力発電所・カトリック教会・地方美術館・地方新聞タウン誌購入など

■旅以外で好きなもの
古い観光資料集め(戦前からの時刻表・旅行雑誌・絵葉書・地図など)・寄席めぐり(数年前から都内は新宿末広、浅草演芸ホール、池袋演芸場などに月1程度出没 寄席だけではなく、吉本など今のお笑いも見ます)・昭和歌謡曲コレクション(おもに70年代アイドルやムード歌謡、レアものなど)・ラテン系音楽(キューバやメキシコ、ブラジル・カボベルデなどが好き)・立ち飲み屋めぐり(バル・PUBから純和風まで)・串揚げで生ビール・蕎麦屋で昼から一杯・大相撲・プロレス・ボクシング(どれも幼少期からのファン 総合格闘技は苦手 健康づくりでボクササイズを少々実戦中)・パリーグ観戦(こちらも幼少期からの筋金)・漢方薬や東洋医学など

■よく購読している新聞
朝日新聞・北海道新聞・日経産業新聞・サンケイビジネスi・東京スポーツなど
■よく購読している雑誌
宣伝会議・じゃらん北海道版・財界さっぽろ・時刻表・鉄道ジャーナル・自遊人・Pen・日経トレンディ・など
posted by okusankankou at 15:44| Comment(0) | 日記