2007年05月28日

高級路線に参入が相次ぐ宿泊予約サイトの世界

数多くある宿泊予約サイトであるが、このところ脚光を浴びているのが高級ホテル予約サイトである。開設時から高級路線でいった「一休.com」は、業績が好調であるため、富裕層や団塊層をターゲットに、各宿泊予約サイトが、高級ホテル市場に盛んに参入している。

最近では、「Yahoo!トラベル」が、一休.comと業務提携し、「一休.com」の宿泊プラン2万件をヤフートラベルで販売することになった。今後は一休がヤフー向けに独自の商品を開発する予定だ。
ヤフートラベルは、当初、JTBと提携し、「たびゲーター」としてスタート、その後、リクルートの「じゃらん」とも提携した。

ヤフートラベルの場合、当初、JTBからの商品供給であり、どちらといえばビジネスユース客を狙っていたようだが、自前ではないのでインパクトに欠けた。鳴り物入りでスタートしたサイトだが、楽天トラベルやじゃらんの後塵を拝してきた。これで、ヤフーは、JTB、じゃらん、一休とタイプの異なる3つの供給源を揃えたことで、巻き返しを図れるであろうか。

また、価格.comが運営する高級宿泊施設の直前予約サイト「yoyaQ.com」では、早期予約で宿泊料金がさらに安くなる新サイト「yoyaQ.com EARLY」を開設した。「予約期間は最大3カ月前から宿泊日7日前まで」「通常より高いキャンセル料の設定」「事前カード決済」という条件を了解する利用者に対して、通常予約より割安の宿泊プランを提供する。

こちらは、事前カード決済と通常より高いキャンセル料を取ることで価格.com側が、マージンを引き上げている。「yoyaQ.com」は、後発ということで知名度がいまひとつ、サイト構造もわかりにくかったが、今後どうなるか。

高級ホテルの予約市場は、利幅があり、宿泊予約サイト運営者からみると魅力的である。宿泊予約サイトの市場は、参入者が多すぎ飽和状態で淘汰が進んでいる。
差別化に苦しむサイバー予約に於いて、当分は各社、高級ホテルへの参入が続くであろう。
posted by okusankankou at 00:00| Comment(0) | 宿泊・交通予約サイト