2007年07月03日

増える温泉直行高速バス、東京-別所温泉が開業

このところ都心と温泉地を結ぶ直通定期路線バスが増えている。これまで高速バスは、都市間が中心であったが、乗換えが必要な温泉地や観光地へ直接アクセスできる路線が開設されている。

7月1日からは東京の池袋と長野の上田を結ぶ高速バスが、上田市の別所温泉まで乗り入れを開始した。このバスは千曲バスと西武高原バスが共同運行しており、別所温泉便は1日2往復。池袋発は午前7時55分と9時25分で別所温泉着はそれぞれ11時40分と午後1時30分。別所温泉発は午後3時40分と5時40分で、池袋着は7時25分と9時25分。運賃は大人片道3780円、往復6800円、子どもは半額。

現在、都内からは、草津、那須、塩原、四万、伊香保、新穂高、下呂、昼神などの温泉地へ高速バスが運行されているが、今後、伊豆方面など路線が増えそうな勢いである。

乗換えがなく、リーズナブルな高速バスは、若年層だけではなく、温泉旅行へ行くシニア層など新たな需要の獲得も期待できそうである。

【参考】千曲バスの公式ホームページ
 
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2007年06月20日

両備グループの赤字ローカル交通再生事業へ注目

テレビ東京系「ガイアの夜明け」(19日22:00〜)で、「地域の足を守れ!規制緩和に揺れるバス業界」が放送された。内容は、ツアーバスに押され、地方バス会社にとってドル箱であった高速バスで利益が出せなくなり、そのしわ寄せが地域の路線バスにくる。補助金など出ない路線は、廃止され、規制緩和が地方の衰退を招くといったような内容だ。

番組では、両備グループが取上げられた。この会社は、最近、南海電鉄の貴志川線を無償で譲り受け、和歌山電鉄として「いちご電車」や実在の猫タマが貴志川駅長になるなど話題を提供している。赤字は大幅な圧縮され、黒字も夢ではさなそうな勢いだ。この両備、もともと両備バスや岡山電気鉄道などを率いる岡山の会社であるが、県外の私鉄&バス会社へも積極的に進出している。

番組では、広島県の中国バスに資本参加し、地元へ愛されるバス会社へ変身を遂げる過程を紹介した。中国バスは一度倒産し、地元にもそっぽを向かれたいたが、社員への教育や地域住民へのPRにより、信頼を取り戻しはじめている。
両備グループの小嶋社長の言葉が印象的だ。「路線バスはほっといたらなくなる。しかし、なくしてはいけない」。この「なくしてはいけない」は重い言葉だ。なくすことは、イコール地域の衰退へつながる。それは、まわりまわって自分たちの首を絞めることになる。

地方の路線バスに乗ると、今どき珍しいような乱暴な運転や粗雑な客対応をする運転手に出くわすことがある。窓口の対応などにも問題がある。最近は、都会の方がタクシーも含めてドライバーの応対が総じてよい。路線バス事業者は、サービス業であるということを忘れてしまった事業者が多いのではないか。

管理人はだいぶ前に乗り物とは関係ないが、情報システム系の仕事で両備グループと仕事をしたことがある。その時の印象は、地方の企業とは思えないような先取性があり、スピードが早い会社という記憶がある。

鉄道もバスも廃止を決めるのは簡単だが、地域住民の意思、公益性という観点から、こうした成功例が出ていることも視野に入れ、存続か否かを判断すべきなのではないであろうか。
また、両備の小嶋社長には、是非、成功モデルを確立し、地方交通のあり方を示してもらいたいと思う。
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2007年05月30日

高速バ車内誌に携帯コードを使ったエンタメサービスが登場

日本旅行は、高速バス向けに携帯電話カメラで撮影すると情報が読み取れる2次元コードを掲載した車内情報誌を発行することになった。

雑誌名は「バスモバ」といい、高速バス利用者は車内で、読書サイトやゲームサイト楽しむことができ、JR西日本バスから配布を開始し、拡大してゆく予定だ。

高速バス(路線)は、最近、社会問題にもなっているツアーバスに押され気味で、業績が悪化している。運賃競争では太刀打ちできず、付加価値を出す意味で、「バスモバ」を始めたと思われる。
携帯電話カメラを使ったサービスでわかる通り、ターゲットは若年層(30代以下)である。

日本旅行は、旅行会社の中でもっとも高速バス予約に力を入れている会社であるが、果たしてツアーバスから利用者を奪還することはできるであろうか。
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